ビルドアップ基板ってどういうもの?
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近年電子デバイスが進化したことにより、部品の狭ピッチ化が急速に進みました。従来の多層プリント基板で使用するメカニカルドリルでは、Viaランド径が大きくなってしまったり、貫通ドリルのため電気接続が不要な導体層にも穴が開いてしまったりと、配線設計の自由度が制限され高密度なプリント基板を製造することが難しくなってしまいました。
そこで開発されたのが『ビルドアップ』と呼ばれる工法。
1階層ごとに積層、穴あけ加工、配線・ビア形成などを繰り返すことによって、多層構造のプリント基板を製造する工法です。
基板サイズを小さくできる!
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こんなお困りのことはございませんか?
・製品価格の低減を行いたいが削るところが分からない
・できる限り小型化したいが、何層で引き出しできるか分からない
・基板の最適サイズを提案してほしい
・基板の改造、部品の後付けがしたい
・ノイズ対策について相談したい
・解析シミュレーションをしてみたい
・EOL部品の調査をお願いしたい ・・等々
開発・製造でお困りのことがありましたら、
なんでもお気軽にキョウデンにお問い合わせください!
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ビルドアップ基板にするとこんなメリットがあります!
貫通スルーホール基板では層間をつなぐTH(電気が流れる通路となる穴)を設ける必要があり、穴が開く分、基板面積は大きくなります。
ビルドアップ基板であれば表層に貫通穴がないため、部品配置面積が大きく取れます。
※仕様によりますので詳細はお問い合わせください。
ノイズに強い!
貫通ビルドアップ基板では小さいだけではなく、その構造から層間厚が薄い!
そのため、実はノイズにも強い特性があります。
大電流が流せる!
BGAなどを貫通基板で配置した場合、メインデバイスの真下は穴だらけになるので、
大電流を使用するようなデバイスの場合はビルドアップ基板が適している場合があります。
こちらは設計者にしかわからない少々マニアックな話ですが、貫通スルーホール基板では穴を設けた分、そのまま電源層の銅箔が減る場合があります。
ビルドアップ基板では必要最低限のViaしか配置しないため多くの銅箔がとれることが理由の一つです。
設計自由度が高い!